Made in Japanにこだわり宝飾品を作り続けて来た弊社に、コマ制作の依頼してくださったのが横浜宝石美術館EMERAの大島様でした。
世界コマ大戦を応援するにあたり、宝石屋の立場から何ができるかを考えた時、やはり豪華な物を作ってマスコミに取り上げてもらう事が1番だと思い、この様なジュエリーコマを作る事が始まりました。
日本と勝負を追求したデザイン
企画 アレクス EMERA 大島貴子様
命名 NITTO アルケリス 藤澤秀行様
制作 ジュエリークレスト 周防貴紀
デザイン ジュエリークレスト 石井恵理子
ブラックとホワイトのダイヤモンドを半周づつ留めてコマ大戦である勝負の白黒をつける、日本を意味する漆の Japanを加えるデザインを思い付き周防に相談しました。
周防はまずは真鍮をたくさん削り、ちゃんと7分以上は廻るを追求し、しかしながら金の削り出しは歩留まりが悪いため、ワックスを削ってキャスト鋳造をすることに決まり、試行錯誤しながら微調整しながら構想から半年の歳月をかけて出来上がりました。
国際宝飾展、日本橋三越、西武PISA、横浜宝石美術館EMERAでの展示を経て、最終的には私の友人のお父様が気に入ってくださり、有り難くもご購入下さいました。
お散歩によくお着けになって出掛けるとか、お孫さんを前にちょっと自慢げに廻すとか(笑)大切な人
と時間を共有するその演出にジュエリーコマがあって、おじいちゃまのオモチャはゆくゆくは思い出と共に受け継げられていけば高価なジュエリーコマの意味もあります。
制作にはたくさんの方々が見守ってくださいました。
ありがとうございました。
勝負を白黒つける事からブラック&ホワイトのメレーダイヤモンドを使用